今月のブログは、全国の各NO法人が3月末に事業年度末を終え、新年度の活動に入る時期なので、NPO法人活動に関連したブログを投稿したいと思う。
「かまがや我ら団塊の世代」ホームページの受託・運営を行っている、当NPO法人も例年の事ながら毎年3月末は1年間の事業活動終了の月である。この月の前後1~2ヶ月は大変事務作業で忙しく、規模が小さいNPO法人では期日までに所轄庁へ提出する書類作成やら、財務関係帳簿の整理に会計財産目録、会計収支報告書など大忙しで、6月上旬頃まで新年度に入っても、本来のNPO活動を行うのは難しい。
3月31日の年度末を過ぎたら、会計収支の計算、伝票類の整理、現金・預金の確認など整理しておく必要がある。そして4月に入れば県税事務所への減免申請手続きと総会開催のための資料作りや、総会に諮る前の決算理事会の開催準備などに時間を費やされる。5月に入ると総会開催の準備を行い、会員(社員)への事前資料配布や総会当日までに出欠確認など確認作業に結構時間が取られてしまう。総会が無事終了すると、今度は所轄庁への前年度事業活動報告書の作成と提出である。
また、総会開催終了後には、速やかに総会議事録を作成して法務局に提出する必要関係書類を作成しなければならない。
NPO法人といっても、町の小さなお店と変わりなく金銭の出納や、税務関係書類の作成の他に所轄庁へ提出する書類がその分多いことであろう。NPO法人の中には活動年数が長く、それなりに役割分担が決まって担当する人材がそろっているところは良いが、我々の様な小さなNPO法人では役員のうち数名が、限られた期間内に年度末後の事務処理を全てこなさなければならない訳である。
昨年度から、当NPO法人でも会計処理に関わる事務処理の合理化が進んで、所轄庁に提出する財務関係書類の作成がスムーズに処理されるようになった。新しく会計処理専用にPCを1台購入し、某会計ソフト会社のNPO専用会計ソフトで入力処理する事で、最終的な決算報告書や財務諸表が自動的に作成できることである。これは人材も乏しく会計処理経験者のいないNPO法人にとっては本当に大助かりである。
当NPO法人も平成15年度設立以来、本年度は設立7周年目に入る。設立当初は無いものづくしで、まず一番困ったのはNPOの活動資金であった。設立メンバー10名の方に出資をしていただき、2年ほどで出資金を返済する予定であったが実際のところ、NPO法人を設立しても直ぐに事業活動を行って事業収入が入ってくるわけでもなくて、自分達のNPO法人を地元の人々に知ってもらう告知活動をするだけでもお金が出て行くわけで、設立当初は事業収入の目処があったわけではない。
まず、我々の活動を知っていただく為に、NPO設立目的の一つに「市民生活に役立つ地域情報をインターネットで公開する」と言う事で、鎌ケ谷市民の生活に役立つ情報とは何かなど、手探りで関係者や市民に取材し、自前のパソコンでコンテンツを作りながらネット上に地域情報を掲載していったわけである。
設立から2年程してようやくKAISホームページの認知度も少しづつ向上して、それと前後してHP関連事業で事業収入に結び付くホームページの制作依頼やサイトの運営・管理委託などの仕事も入ってくるようになった。また、その間には市民との交流を深める為に各種セミナー(資産運用、年金制度、介護の仕事、リフォーム問題など)を開催して、我々の活動を市民の方々に知ってもらえる機会を作る事が出来た。
この様に、NPO活動を続け設立後4年目に、出資者の方に出資金の1/2を返済し、5年目にしてようやく出資金全額を返済する事が出来て、その上まだ僅かであるが時期繰越金として翌年度への活動資金を蓄えることができる様になった。
平成21年3月末現在で会員数(正会員+賛助会員)は31名で、新年度に入って3名の新規加入があった。我々NPO法人の構成年齢は30歳代から70歳代まで、幅広く構成し現役組もリタイヤー組も入って地元でNPO活動を行っている。
現在の課題は会員の構成が現役者が少し多く、どうしても活動は土・日曜・休日が中心となりがちで活動の主体は比較的時間的制約が少ないリタイヤー組が中心とならざるを得ない状況である。今後はいかに会員のNPO活動参加者数を増やしていく事ができるかが大きな課題となっている。
少子高齢化と経済不況の中で、市民は生活の事は全て行政に任せきりとは行かない状況である。行政側の厳しい財政事情もあって、行政と市民の役割分担を出来る事から市民や公益団体、ボランティア、NPO法人などの各種団体に協働モデル事業型の役割を担ってもらう方針が打出されており、国や県・市が積極的に市民によるNPO法人組織化を推進している。
現在、全国で認証登録されているNPO法人は373,683(2009年4月30日現在)団体ほどである(千葉県内では1,425団体:2009年5月31日現在)。鎌ケ谷市内でもNPO法人の登録数は21団体(2009年5月19日現在調査時)(内認定NPO法人2団体を含む)であり、昨年度からほとんど増えていない状況である。
NPO法人の設立は、認証を行う県庁の奨励もあってNPO法人の設立は比較的容易であるが、認証は受けたものの、実際の活動実績が無いところや経費倒れで解散に追い込まれたNPO法人も少なくない。また、NPO法人を隠れ蓑に市民を欺く詐欺まがいの行為を行っているNPO法人も、まま見られるということである。
当NPO法人も、先月総会を終了して、実質的な新年度事業活動が6月から行われるわけである。我々の活動の目的「まちづくり」を推進するために、どのように本年度は取り組んで行くかという事であるが、NPOの非営利事業活動を継続するためには何と言っても事業収入を増やし、毎年活動に伴う事業支出を補い活動資金を安定的に増やす取り組みが必要である。
併せて、市民との交流を更に増やすために、既存事業のほかに新しい事業企画と運営を行って、地元のNPO法人として特徴ある活動を進めて行く必要がある。幸い我々のNPO活動では、地域に特化したWEB情報の提供ではコンテンツの蓄積も成されて、毎日のアクセス数も増えて市民の間での認知度は高まってきている。
従来のWEB情報である静止画と文字による情報提供にとどまらず、本年度より試験的にインターネット放送に取り組んでみたいと計画をしているところである。一般的には市民を対象とした地域情報では、民放とは別に自治体の運営によるコミュニティFM放送や、また公益活動団体などによる「街の活性化」策としてミニFM放送なども行われているが運営に関わる設備や人件費、番組制作コストなど経費面でのコストが高くつき、なかなか黒字運営を続けることは難しいと思われた。実際に、柏市の駅前商店街の中にあるミニFM局も運用を中止している。
そこで、当NPO法人では「かまがや地域情報の窓」や「かまがや我ら団塊の世代」ホームページ上に、インターネットを使った動画や音声情報を掲載し、サイト訪問者の方が気に入った番組メニューの中から該当するメニューを選び、動画や音声番組を視聴してもらおうと計画(1テーマ毎2~3分程度)している。NPO法人が運営するため、番組制作に費用はかけられないので、まずは地域の身近な話題や地元探訪、お店の紹介などNPO会員の取材による自主制作を試みてはどうかと思っている。
NPO会員以外にも、市民の方でインターネット放送の番組制作やレポーター役をやってみたいと思われる方にも参加をしていただき、地元に特化した市民参加型の楽しいインタ-ネット放送にチャレンジしてみたいと思っている。
インターネット放送の良いところは、コンテンツを掲載しておけばサイト訪問者が24Hいつでも視聴するする事ができる点である。無論有名なところではユーチューブの様な世界を対象とした動画投稿サイトもあるが、あくまで我々の目指すところは地元に特化した動画・音声放送情報の提供である。
このブログを読まれて、この企画に興味を持ち番組作りに参加を希望される方は年齢を問わずお気軽に当NPO法人事務所にメールなどでお問合せ下されば有難い。
問い合わせ先:NPO法人 かまがや地域情報の窓 事務所
メールアドレス:kais_office@kamagaya-info.com
(S.K)
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