緊急入院と健康管理のこと
2月は例年に比べて比較的暖かい日が続いたが、月末には今年初めて少し雪が積もった。暦の上では春になったわけであるが3月半ばを過ぎるまでは寒暖の差が大きい日が続くのではないだろうか。
さて、私事で恐縮だが1月下旬に自宅で突然胸が苦しくなって息が出来なくなる緊急事態に追い込まれ、近くの鎌ケ谷総合病院に救急車で担ぎ込まれる事となった。検査の結果は心筋梗塞と診断され緊急手術が行われて一命を取り留める事が出来た。
後で主治医の先生から手術の結果を伺うことが出来たが、説明によれば心臓の血管の1本が完全に詰まっていたということで、他にも血管が細くなっている箇所が4ヶ所ほどあって2回の手術を受ける事となった。手術は足の付け根部分からカテーテルを挿入して血管の詰まっている部分にバルーンを膨らませて血流を確保し、次にステント(金属でできた小さい網目模様の筒)を挿入固定して血管の中に血流を確保する手術である。
①関連サイト:心臓病の初期症状・カテーテル治療! http://www.youtsutaisaku.com/gaten145.html
②関連サイト:カテール治療の実際-風船治療とカテーテル治療
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamph/pamph_44/panfu44_02.html
幸いにも、自宅で倒れてから緊急手術を受けるまでの時間が短くて済んだために心臓へのダメージが少なくて済んで、術後の回復状況は良好と言われて約2週間余りで退院する事が出来た。
現在も自宅でリハビルを続けているが、退院した後で気づいた事はわずか2週間少しで、病院のベットで寝てばかりいると足の筋肉が急速に衰え歩行が困難になると言う事である。そこで退院後1週間後くらいから歩行訓練を兼ねて自宅の周辺を歩く訓練をしたのだが、暫く歩いていると足のふくらはぎ部分の筋肉がつっぱる感じで痛くなって歩行を中断せざるをえなかった。今週も退院後に定期健診で主治医の先生に退院後のリハビリ状況を話したら、まだ心臓に負担を掛ける運動は控えて安静にしていて下さいと注意されてしまった。
どうも、私のような高齢者は足の筋肉が衰え早く歩行訓練を自主的に行って筋力回復が大切と、後先を考えずに直ぐに行動に起してしまう傾向があるらしい。
しかし、健康管理で一つ入院によって良い結果が出た事がある。それは以前からメタボと診断され、血糖値や血圧が高く4~5年前から2種類の薬を常に服用していたのである。入院生活で完全にカロリーコントールをされた食事を、日に3回頂いて間食はその間全く無く2週間ほど摂取していると、お医者さんから以前より指導を受けていたにも関わらずなかなか体重が減量できなかったが、退院する頃には何と3Kg減量ができて70Kgまで体重が下がった。
退院後は自宅でも食事の量や塩分摂取に気を使って、調理してくれるので間食も極力摂らずに今のところ70Kgの体重は維持して、出来れば65Kgぐらいにまで更に減量したいと思っているこのごろである。私の適正体重は62Kg程度と言われているので、まだ目標値には程遠い状況であるが入院生活によって体重減量の可能性が見えてきたという良い面もあった。
それにしても、このような生命に関わる緊急事態になった時には、近くに救急医療受入態勢の病院がある事は本当に心強いと思った。この鎌ケ谷総合病院は昨年開業し、鎌ケ谷市内だけでなく周辺市町からも救急患者を多く受け入れている病院の一つである。医療用設備も最新の設備をそろえ、救急医療現場の先生の人数も充実している。特にこの病院は心臓病や脳梗塞など高度医療技術の面で進んでいると後ほど話を聞いた。
私の場合も緊急手術後3日間ほどICU室でお世話になったが、当直の看護士さん達も24時間交代勤務体制で患者のケアーを担っている大変なお仕事だなぁ~と改めて感じた次第である。
話は変わるが、今回の緊急事態で入院中に感じたことは、もし私が心筋梗塞でそのまま帰らぬ人となっていたら、その後家族はどう対応していただろうかと思った。
年金生活者の身である我が家の財産は、ほんの僅かばかりであるがその財産管理はいままで自分一人で行っていたため、もし不測の事態となれば家族はどこにどのように財産管理が成されているのか、又本人が使用しているクレジットカードや取引銀行口座、その他本人しか知らない各種の契約状況などが、全く分からない状況では残された家族もパニック状態に襲われ、あとでこれは大きな問題だと気づいた。
団塊世代の人たちも、既に60歳台に入って年金生活を始める方も増えてきている。自分はまだまだ健康には自信があると思っていても、メタボ症候群の兆候のある人は夢々自分の健康には自信があると思わない事である。
年に1回の定期健康診断と出来れば脳や心臓及び内臓のMRI検査を受けるなど日頃の健康診断が必要であると、今度の緊急入院を期につくづくとその定期健診の必要性を認識した次第である。
自分の健康管理を怠ったために、残された家族に後々生活の苦労を掛けるのはできるだけ避けたいし、60歳代に到達したら皆さんも万が一の事を考えて、自分の家の財産管理の内容や後処理について整理記載し、前もって家族(少なくとも奥様とは)と共に情報を共有する事の大切さをつくづく感じた次第である。
楽生
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